top of page

心あたたまる場所

私は20代の頃、心と身体を病んで

社会参加ができない時期がありました。


寝たきりだった時もあり

とても辛い経験でしたが、

本当にしんどかったのは

社会復帰を果たした後でした。


体調不良や不況の影響で、

やっと仕事に就けたと思ったら

すぐに退職を余儀なくされたり、

転職を繰り返していました。


リーマンショックで

会社をリストラされた時は、

もうこれで何回目の失業?

何でこんな目にあうの?

私何か悪いことした?


『私がいらない人間だからかな…』

失業するたびに 浮かんでくる想い。

自分を責めて

やり場のない憤りや悔しさに

打ちのめされました。 


『働き続けたい』

それだけを考えて資格を取り、

スキルを磨いて懸命に働いてきたのに…


それまでの職業生活を振り返り、

改めて自分にできることを考えてみました。 

自分の一番の強みは、

『仕事の継続ができなかったこと』です。


繰り返す厳しい求職活動の中で

私が体感したこと、

『仕事探しは、自分探し』

自分と向き合う作業を続けていくうちに、

私は心も身体も強くなっていきました。











これまでの自分の経験を活かせないかな…

私は援助者として自立支援の現場で

働くようになりました。


自分も心身を病んだ経験があり、

想いを大切に受けとめ

応援させていただくことはできても、

とても利用者の方々と同じように

感じることはできませんでした。


私は自分の傷が浅かったことを知りました。


社会参加をするために、

それぞれの方ができること

どうしてもできないこと


環境を整えることが大切ですが、

決められた枠組みの中で

できる支援は限られていました。


大きなことはできなくても

細やかに想いに寄り添う

心あたたまる場所、

社会参加ができる場所を

つくれないかな…


私は団体を設立し、

心あたたまる料理教室&居場所の

活動をスタートさせました。


誰もが気軽に集い 

人とつながり

できること、 

やりたいことを一緒に考え

様々な想いを大切に受けとめる居場所です。

















活動は4年目を迎え、

たくさんのご支援をいただき

居場所から社会参加へと

みなさまと一緒に歩んでいます。


社会参加をするために

一人で格闘していた私が、

今では活動を通じて

たくさんの方々と出会い

助けられ、癒されています。


ハートフルチャリングは、

みなさまと一緒に築いてきた

心あたたまる場所です。


このあたたかい場所から、

一緒に歩み出しましょう!



ハートフルチャリング

代表 寺田 さをり

























1件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page